保障機能③“貯蓄機能”について

ポイント解説

貯蓄を目的とした商品です。しかし、予定利率の低下などにより、しっかりと考えた上での活用でなければ元金割れをすることもあります。保険のプロフェッショナルに相談することが得策です。

「保障」と「貯蓄」を分けて考える

生命保険には、3つの機能があります。死亡した時のための死亡保障、病気やけがになったときの為の医療保障、そして貯蓄機能です。商品の中には、貯蓄性のある商品があります。代表的な商品では、養老保険や年金保険、学資(こども)保険といったものです。しかし、注意しなければならないことがあります。それは、途中で解約をすると元本割れするケースが多いことです。

目的を考えて商品を選択することが重要です。
貯蓄と保障は分けて考え、貯蓄の方法については保険以外の方法をいろいろと比較検討してみることも大切です。

死亡・医療保険の費用を抑え貯蓄を考える

約45歳以上のかたがたは、生命保険商品の予定利率が高かった時代をご存じだと思います。(契約日が1996年(平成8年)4月1日以前(予定利率3.75%))しかし、現在では低金利状態が続いており、予定利率も低くなっているため現状では、保険は掛け捨てにして保険料を抑え、浮いた分を貯蓄にまわしたり、住宅ローン返済にまわしたりすることが得策と考えます。

高騰する教育費対策として「学資(こども)保険」

貯蓄性のある保険商品で、お子さまがいるご家庭に人気なのが学資(こども)保険です。しかし、この商品も多種多様であります。お子様が18歳になったときから給付があるもの(大学教育費対策)、お子様が13歳ごろから毎年給付があり、18歳で完結するものなど様々です。

しかし、現在では子供一人につき多額の教育費が必要といわれています。あくまでも学資(こども)保険は教育費の一部だと考えることが、ご家族のよりよいライフプラン作成につながります。

保険商品による貯蓄や運用が合っている人

どういう貯蓄や運用が自分に合っているかを、まずは確認することが大切です。

貯蓄・運用と言ってもさまざまな方法がありますので、目的に対して整理して、貯蓄・運用の方法を選ぶことが必要です。

貯蓄方法に関する比較表
「リスク」の凡例… −:リスクなし △:リスクは半々 ○:リスクあり

貯蓄の種類 元本割れに対するリスク 内容 払い込み方法 取扱金融機関
自動積立定期 毎月一定額を普通預金などから自動的に積み立てる貯蓄 月々 銀行
一般財形貯蓄 給与天引きにより、勤務先が提携した金融機関で行う積立貯蓄。財形貯蓄に加入していて一定の条件を満たした勤労者は、独立行政法人雇用・能力開発機構から最高450万円まで、本人またはその親族が教育を受けるために必要な資金の融資が受けられます。 月々 勤務先
(勤務先が提携金融機関に委託)
学資(こども)保険 主に子どもの教育資金を準備するための保険。保障部分の内容は、お子様の進学に合わせて一時金が受け取れる仕組みなどがあります。 月々または一括 郵便局
生命保険会社
個人向け国債 国が発行する債券で、半年ごとに利率が見直される変動金利の10年満期タイプと、固定金利の5年満期タイプがあります。満期時の元本と定められた利子の支払いが保証されていますが、中途換金すると元本割れする場合があるので注意が必要です。 一括 証券会社
銀行
郵便局など
投資信託 運用の専門家が投資家から集めた資金を、株式や債券などで運用し、収益を投資家に分配します。 一括または随時 証券会社
銀行
郵便局
生命保険会社など

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